賃貸の火災保険について、、、🌈神戸湊川不動産

今回は「賃貸物件の火災保険」についてご紹介させて頂きます。

 

賃貸物件に住む際に、火災保険の加入は基本的に必須となっております。

この火災保険の補償の対象は「建物」と「家財」となります。

万が一、物件が火災で被害を被った場合、建物の貸主様が加入している火災保険で物件の補償が行われます。

借主様も火災保険に加入することで、室内にある「家財」も保険の補償対象となってきます。

 

また、この火災保険は火災の際だけでなく一番多いのが室内で「水漏れ」により被害があった場合となります。

よくあるケースでは、洗濯機ホースが借主様が仕事などで家に不在の時に外れてしまい、床が傷んでしまったりひどい場合には

下の階の部屋に浸水してしまうという際にも火災保険に加入しておくことで補償してもらうことが出来るのです。

 

火災保険に加入することで、物件と家財に何かあっても火災保険会社から補償金が下ります。この補償には損害賠償も含まれます。

万一、その他の部屋に水漏れや火災が原因で被害を与えてしまった場合、多額の賠償金が発生します。火災保険に加入しておくことで、損害賠償も

補償内容に含まれる為、火災保険は借主様自身だけでなく周りの人の為にもなります。

 

また、火災保険には2種類あります。

「個人賠償責任保険」と「借家人賠償責任保険」に分かれます。

「個人賠償責任保険」は、火災や水漏れなどで他人に被害を与えてしまった場合の損害を補償するという内容となります。

「借家人賠償責任保険」は、借主様が室内を傷つけてしまったり、壊してしまった場合の損害賠償金を補償するという内容となります。

賃貸物件を借りる際に、この保険に加入することが条件という物件は多くあります。

 

火災保険に加入していれば、補償はされると認識されていても、実際どこまで補償してもらえるのか知らないままの方も多くいらっしゃるかと思います。

火災保険にはその加入内容により補償される内容、補償範囲が決まっており加入時に設定されている金額をそのまま全て支払われるという訳ではございません。

火災保険について加入時に簡単な説明は代理店の方からなどはあるかと思いますが、実際はあまり詳しくご自身が加入している保険について

知らない方が多いです。万一の事を考え、ぜひご自身で加入されている火災保険の補償内容などをご確認頂ければと思います。

また、火災保険は基本的に2年ごとの契約期間(中には1年というところもあります)となり、更新時は契約期間満期の2.3ヶ月前に更新の書類がご自宅に

届きます。後回しにし、そのまま更新を忘れてしまう方もいらっしゃいますので、火災保険の更新月などはこまめにチェックして頂ければと思います。

 

また、お引越しをされる場合は、火災保険に二重加入してしまわないようにご注意ください。

火災保険にたくさん加入すれば、その分補償金が多くもらえるという事はございません。

「損害に相当する金額」が上限の金額となります。引越し時は、前の火災保険の契約の解除手続きをして頂ければ、多くは残りの期間の

火災保険の返戻金があります。

賃貸物件の火災保険はさまざまな種類があり、金額、内容も異なってきますのでぜひ一度加入されている、又はこれから加入される火災保険について

調べてみられると良いかと思います。

 

その他のご不明点・お困りごと等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

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