賃貸物件の築年数は重要か、、、
今回は、「賃貸物件の築年数」に注目してご紹介させて頂きます!
築年数が経った物件のメリット、、、
①家賃が比較的安い
築年数が経っている物件は、家賃が少し安くなっています。
駅前が良い、スーパーなど商業施設が近くにある物件などはやはり家賃が高くなってしまいますので、
築年数の幅を広げてみることで物件数もかなり増えてき、たくさんの物件の中から選ぶことが出来るようになります。
家賃は安く抑えたいが築年数も気になる方は築10年以内の物件を見てみると、外装も内装も比較的新しく、鉄筋コンクリート造など
しっかりした造りの建物も多くみられます。
②候補にできる物件数が増える
都心などの駅前の場所は、分譲マンションや飲食店、商業施設などの大きな建物がたくさんある為、新しく賃貸物件を建てる土地そのものが
ほとんどない状態となります。
その為、都心など駅前に賃貸物件が立つと希少価値も高く、家賃も通常の相場より高く設定されることがほとんどです。
築年数の幅を広げることによって、利便性を求められるお客様には候補物件が増えてきます。
③最近ではリノベーション済みの物件も増えてきている
最近「リノベーション済み、フルリノベーション済み物件」というものが増えてきています。
築年数が20年以上経っている物件でも、外壁のリフォームを行い室内のキッチンやお風呂などの設備面も全て
新しいものに入れ替えている物件が増えてきております。
築年数は経っていますが、新築のような綺麗さで家賃も安い物件だとかなりのお得感があり人気が高くなってきています。
築年数が経った物件のデメリット、、、
①耐震性の問題
昭和56年に耐震基準は見直され、それ以降に建てられた物件は木造の場合でも耐震基準はクリアしています。
昭和56年以前の建物の場合、一度貸主や不動産会社などに耐震性について確認してみると良いかと思います。
②ゴキブリなどの虫
築年数が経った物件でリノベーションをしていても、経年劣化の影響でどうしても虫の出入りが多くなってしまうことが多くなります。
③設備の数
最近の新築物件では当然のようについているガスコンロや温水洗浄便座、浴室乾燥機なども、築年数が経った物件では設備として
ついていないことが多くなります。
また、ガスコンロや温水洗浄便座が付いていても前の入居者の方の残置物となることもあり、残置物の場合は入居中に故障をしても
入居者負担で修繕する負担が出てきます。
その他には地域によりますが、プロパンガスが多く残っているということもあります。ガス代も都市ガスと比較すると毎月の料金が
高くなってしまいますので事前にガスや設備についてもご確認頂ければと思います。
お部屋探しをする際に、あまり慣れていない方は特に探し方に戸惑い、相場も分からずに内装の綺麗な物件などを契約してしまい
本来の予算より高くなってしまったなどもお話もよく耳にします。
築年数が経っている物件は古いという固定概念は捨て、ぜひ一度物件の幅を広げてよりたくさんの候補物件を見つけて頂ければと思います。
その他のご不明点・お困りごと等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
🏘株式会社神戸湊川不動産 ☏ 078-515-1230